腸は第二の脳という言葉を聞いたことがありますか?
健康な心と身体は腸が司っており、そして腸内環境のベースは3歳までに決まってしまうので、3歳までに腸内環境を育てることがとっても大切です。
腸の重要性
腸は第二の脳と言われています。
腸には脳に次いで1億以上の神経細胞があり、脳とは独立して自らの判断で機能しているため、そう呼ばれているそうです。
特に幸福ホルモンとも呼ばれるセロトニンの9割、ドーパミンの5割が脳ではなく腸で作られるそうです。
セロトニンがしっかり分泌されると、幸福になり、精神が安定して安心して物事に取り組むことができ、逆にセロトニンが不足するとうつ病やモチベーション低下に繋がります。
幸せやモチベーションって、頭で考えてしまうこともありますが、こうだから幸せ、こうだからモチベーションが出るという論理的に説明ができることばかりではなく、湧き上がってくる幸せが欲しいですよね。
難しく考えるよりも、ただただ腸を整えようと思うと、そっちの方が楽な気がします。
3歳までに腸内環境が決まる
腸内環境を育むには、腸内細菌の多様性をもたせることが大切。
そして腸内細菌の多様性は1歳半までに9割、3歳までにほとんどが決まってしまうそうです。
「一生健康にすごせる「腸」は3歳までに決まる/田中保郎」の本は、
腸内環境を育むための新生児期、離乳期、3歳までの育て方アドバイスが書いてあり参考になります。
「三つ子の魂百まで」という言葉をきくと、脳や心に話がいきがちだが、その心や脳の根本を作っているのは腸だから、腸の発育が大切と書いてありました。
子どもは清潔すぎない状況で育てよう!
腸内細菌の多様性を育むためには、清潔すぎない環境で育てることが、むしろ腸の発育にはいいそうです。
「子どもの人生は「腸」で決まる: 3歳までにやっておきたい最強の免疫力の育て方/ジャック・ギルバートら」の本には、牧場に連れていくのがいいという話も書いていました。
免疫が訓練されるので、土や牧草、動物に触れるのがいい。
牧場で育った子どもは喘息やアレルギーになる可能性が低く、外でよく遊ぶ子は花粉、植物、土などの環境中の細菌にさらされ、アレルギー反応を見せることは少ないそうです。
私はこれを読んでから、牧場までは行けなくても、子どもが犬に触れることをむしろ歓迎できるようになったし、動物を飼っている友達の家に行くことにも前向きになれました。
親の腸内環境も整えよう!
腸内環境は一人ひとり違うけれど、親子は似るそうで、同じ環境にいる人は似てくるので、夫婦も似てくるそうです。食べているものだったり、浮遊する菌、お風呂に入ること等でうつっていくそうです。
なので自分が腸内環境を整えることは家族にも良い影響を与えられますし、
子どものためというだけでなく、腸内環境が悪化すると肌ツヤや髪のツヤの悪くなるので、腸内環境は整えておくが吉です。
3歳までに腸内環境を整えようという趣旨の本、どちらもオススメです!