業務委託、自分のサービス販売のメリット・デメリットを比較

業務委託、サービス販売のメリットデメリット 個人事業主になろう

個人事業主として働き始めるにあたり、その働き方にはどんなメリット・デメリットがあるんだろう?

働き方がイメージできなければ、メリットやデメリットもイメージしづらいですよね。この記事では、私の事例や個人事業主仲間から聞いた話も踏まえ、個人事業主の働き方とメリット・デメリットを紹介していきます。

この記事を読んで、そのメリット・デメリットは自分にとって気になるものか?気にならないものか?を是非考えてみてくださいね。

そもそも個人事業主ってどんな働き方?

個人事業主には、「業務委託」と「自分のサービスを販売する」の2つの働き方があります。個人的には2つを組み合わせることがオススメなので、それぞれの概要・メリット・デメリットを詳しく説明していきます。

業務委託

会社と業務委託契約を交わして仕事を請け負う方法です。 単発の仕事もあれば、毎月一定量が発注される仕事もあります。 人づての紹介や、業務委託の案件紹介プラットフォームで案件を探すことができます。

自分のサービスをつくる

自分のサービスをつくりビジネスを行う方法です。起業に近いイメージかもしれませんが、会社を設立するよりもハードルが低く、個人でできるビジネスとしては「オンラインでサービス提供する」「ものを作って販売する」などがあります。 こちらも人づてにお客さんを獲得するか、スキルシェアマーケットやハンドメイド販売サイトで販売することができます。

このあたりの話は「何から始めたらいい? 開業届より前にすべき個人事業主の最初の一歩」という記事でも紹介したので、そちらもご覧ください。

業務委託のメリット・デメリット

【メリット】始めやすい

多くある案件の中から選ぶことができるので、0から作るよりも始めやすく、お金にもなりやすいと言えるでしょう。

例えば「業務委託 案件 〇〇」で調べると、色々な案件が出てきます。「〇〇」には人事、採用、広報、IT、秘書など、興味のあるワードを入れます。Indeedや求人ボックスのような求人サイトのページも出てきますし、例えば人事に特化した案件を紹介しているCORNERのように職種に特化したプラットフォームもあります。フリーランス・副業向けサービスカオスマップを見て目星をつけて検索してみるのもオススメです。

【デメリット】雇用主の都合に左右される

雇用主の都合に左右され、仕事量が安定しない、いつ仕事がなくなるかわからない、といったデメリットが生じ得ます。

例えば、私は、単発の研修講師と毎月一定額が入る事務とを両方請け負っていますが、研修講師の方は月に何回入れるかが先方からの依頼次第のため、全く安定していません。毎月一定量で契約している方は、その業務が必要なくなった、他の人で回せるようになった等の事情でいつ終わるかはわかりません。 そのように、相手の都合に左右されるのは否めないです。

【デメリット】内容によってはやりがいを感じづらい

業務委託の案件によりますが、単純作業や面倒な作業にやりがいを感じにくいというデメリットがあります。 個人事業主として独立した動機にもよりますが、「自分の好きなように働きたい!」と思ったのに結局やりがいを感じられなければ悲しいですよね。あまり安請け合いにならないように自分でコントロールするのが大切です。

自分のサービス販売のメリット・デメリット

【メリット】自己実現になる、広がりや夢がある

自分のサービス販売のメリットとしては、広がりや夢があることが挙げられます。サービスや製品が人気になれば法人化したり、人を雇って大きくしていったりと事業規模や収入に限度がありません。 大きくならなくても、自分の好きなことができている満足感が得られ、自己実現に繋がります

【デメリット】安定収入にするまでに時間がかかる

自分のサービス販売の大変さとしては、形にしていく時点で挫折する、方向性が二転三転して定まらない、すぐには売れないなど、根気と時間が必要である点です。 最初の収入を得るまでにも時間がかかり、安定収入にしていくには更なる工夫が求められます。

個人的にはハイブリッドがオススメ

業務委託で目標額を稼ぎつつ、自分のサービスで夢を追う

どちらにもメリデメはありますが、個人的には両方を並行して実施するハイブリッド型がオススメです。 自分のサービスや製品を作ってプラットフォームに載せておき、広報も頑張りつつお客さんがくるのを待つ一方で、業務委託で目標額も稼いでいくイメージです。会社員をしながら副業で自分のサービスをやるももちろん良いやり方です。けれど今の時点で会社員でない専業主婦の方や、やりたいことがあるけれど会社員が忙しすぎて時間を取れないという方は、時間の調整をつけやすい個人事業主として働き、業務委託と自分のサービス販売を組み合わせるのは有効な手だと思います。

シナジーがあると最高

加えて、自分のサービスと業務委託の内容にシナジーがあると最高です。

例えば私は今自分のサービスとしてコーチングサービスを提供しており、業務委託でコーチング提供やコーチング会社の運営手伝い、研修講師をしています。どれも関連しているので、業務委託の仕事を通した学びを自分のサービスにも還元できたりと、相乗効果が生まれています。

まとめ:メリデメを理解し、いいとこ取りしよう!

この時期では、業務委託と自分のサービス販売のメリットとデメリットをそれぞれ検討しました。

業務委託はすぐに収入が得られますが、雇用主の都合に左右されるというデメリットがあります。一方自分のサービス販売はしばらくは売れない可能性もありますが、自分の好きなことができ、広がりも無限大という夢があります。

業務委託と自分のサービス販売を組み合わせて、やりがいと収入を両立していきましょう!

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